きみと、妖精と、真冬の夏休み
(2011年10月、文芸社)
わたしがうれしいと、きみが輝く
ユキは数万人に一人といわれる“妖精持ち”。学校生活になじめなかったユキは、中学卒業後、通信制の高校に入学した。
その年の夏休み、アルバイト先の英語教室の海外ホームステイに参加することになり、
ユキは8人の子供たちと引率のエイコと共にオーストラリアのケアンズへと飛び立った。
ステイ先には、青い妖精を持つ三つ年下の少年、ナサニエルがいて…。
ファンタジー青春小説。
イラスト:がたろう様
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斎藤一、闇夜に駆けよ
(2016年7月、WILLE)
欺き、裏切り、闇に葬る。悩み、葛藤し、生き抜く。
新選組三番隊長、斎藤一。剣の腕を無敵と謳われる斎藤は、表立った活躍の陰で、粛清や偵察の任務もまた課せられていた。
右手の儀礼の剣で人を欺き、左手の戦闘の剣で人を殺す。
嫌いではないものを斬ること、走狗として遣われること、仲間を欺き裏切ること、何のために戦うのかがわからぬこと、己の存在価値が見出だせぬこと。
そうした全てに苦悩し、胸に葛藤を抱えながら、若き剣士、斎藤一が闇深き幕末の京都を駆け抜ける。
インディーズ出版WILLE様の企画本です。
イラスト:田中へこ様